～本当は怖い科学技術の進歩～

 

1、デザイナーチャイルド

デザイナーチャイルド

　ヒト精子・卵子・受精卵の染色体上の遺伝子操作を経て出生した子

主な目的：①治療、遺伝子病の予防　

                  ②身体改善、能力向上

 

身体改善、能力向上

　子の特徴や能力を人工的によりよいものにすること

(例)身長の操作・目や髪の色の操作・運動、学習能力の向上

 

デザイナーチャイルドは実現していない。しかし、動物レベル（例、ネズミ）の実験では、実際に身体能力をあげる（記憶力の上昇）ことに成功している。

 

デザイナーチャイルドの裏側

　デザイナーチャイルドには多くの資金が必要である。ということは利用できる人とできない人がでてくる。デザイナーチャイルドと自然出産で生まれた子に能力差が生まれる。つまり、差別がうまれる。例、就活でデザイナーチャイルドしか雇ってもらえない。

 

2、技術的特異点

技術的特異点：超知的な知能をもつ人工知能（もしくは生物）が出現した時のことを指す。その後、科学の爆発的進歩が起き、科学を支配するのは人類ではなくなる。技術的特異点後、人類の科学技術の進歩の予測は全く通用しなくなる。

 

技術的特異点の影響

不老不死(若返りも可能)

①分子レベルのロボットによる身体改良

②仮想世界の実現(マトリックスやトランセンデンス)

 

技術的特異点後の世界(仮説)

①失業者数の増加における経済の崩壊

②超知的生物(人工知能)による人類の奴隷化

③人類の絶滅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊他にも様々な仮説がある

 

技術的特異点は2045年頃に起きる。

根拠：収穫加速の法則、ムーアの法則

 

翻訳と異文化交流　

日暮雅道先生の講義をうけて